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GPI Brief 2008年10月第6号 (特別版)

GPI Brief 2008年10月第6号 (特別版)GPI 2008 関西フォーラム(要約)
「グローバル・地域政策イノベーターが協働デザインする次世代のための仕組み創り」
9月20日(土) 於:関西学院大学梅田キャンパス
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基調講演 「世界潮流と日本―時代を見抜く視座」.........2
寺島 実郎 (財団法人日本総合研究所・会長)

パネルI 「公的年金改革の再検証:総合的退職保障への合意形成に向けて」.........5

モデレーター
中嶋 圭介 (GPI共同ディレクター・CSIS戦略国際問題研究所 研究員)

パネリスト
上村 敏之 (関西学院大学経済学部・准教授)
田中 秀明 (GPI政策エキスパート委員・一橋大学経済研究所 准教授)
玉木 伸介 (預金保険機構 参与)
野尻 哲史 (フィデリティ退職・投資教育研究所 所長)
パネルII 「包括的災害マネジメント:情報・知識統合型の戦略的危機管理対応へ」.........10

モデレーター
紅谷 昇平 (人と防災未来センター研究員)
パネリスト
古川 勝久 (科学技術振興機構社会技術研究開発センター・主任研究員)
清水 美香 (GPI共同ディレクター・East-West Center 客員研究員)
青田 良介 ((財)ひょうご震災記念21世紀研究機構学術交流センター事業課長)
特別トークセッション 「新しい資金仕組み創りとシンクタンク」.........14

モデレーター
鈴木 崇弘 (GPIアドバイザリーメンバー・シンクタンク2005・日本 事務局長)
スピーカー
市村 浩一郎 (衆議院議員)
柴山 哲治 (株式会社AGホールディングズ代表取締役・京都造形芸術大学客員教授)
上野 真城子 (GPI顧問・関西学院大学総合政策学部 教授)
パネルIII 「環境循環型社会の創造:温暖化と資源・食料問題から考える」.........18

モデレーター
唐沢 敬 (GPI顧問・立命館大学名誉教授・東京国際大学国際教育プログラム顧問)
パネリスト
草刈 秀紀 (WWFジャパン自然保護室次長)
小林 隼人 (GPIフェロー・元世界銀行スタッフ・ロンドン大学博士課程/英国)
新澤 秀則 (兵庫県立大学経済学部教授)
松村 寛一郎 (関西学院大学総合政策学部メディア情報学科准教授)

GPI Brief 2008年7月第5号


GPI Brief 2008年7月第5号目次
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「仕組み」研究ノート
「グローバル・エイジング」に対応する枠組み作り.........2
中嶋 圭介 (GPI共同ディレクター・CSIS戦略国際問題研究所研究員)
グローバル化が深化するなか、高齢化は一国の問題にとどまらない。経済や社会などの前提が覆されるのは、なにも国内に限定されない。国際間にも及ぶのである。こうした国境を越えて影響を及ぼすようになった高齢化に地域・グローバルな協調による対策が必要との認識が高まるなかでグローバル・エイジングという言葉が生まれてきた。本稿では、エイジング対策で先行する欧米の事例を紹介しながら、日本のエイジング対策に向けた枠組み作りとして国家戦略会議の創設を提案する。
「グローバル化と公共政策」研究ノート
EUの行き詰まりから見るグローバル化対応への政策教訓.........4
加瀬 みき (アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員)
グローバル化が進む中、欧州連合(EU)は政策形成の効率化を図り、その大きさにふさわしい影響力を発揮することを目指している。しかし国民からかけ離れたところでの政策形成の繰り返しや政策形成者に対するEU国民の不信感が、通商政策以外の分野でのEUの深化に歯止めをかけている。本稿は、最新の動きを含めたEUのこれまでの動きを精査し、グローバル化への対応への政策上の教訓を明らかにする。
「政策研究」ノート
日本の政策形成におけるエネルギー戦略の座標軸.........7
伊藤 庄一 (財団法人環日本海経済研究所《ERINA》調査研究部研究主任)
本稿では、エネルギー価格が急騰する今日、改めてエネルギー安全保障という概念を再考し、日本が選択すべきエネルギー戦略を北東アジア地域協力に向けた一試案を含めて描く。エネルギー安全保障は、国益の名において関連政策が正当化されることが多く、国際社会では資源争奪戦を煽ることに直結する傾向が強い。しかし、その含意は多様であり、資源小国である日本はかなり安定したエネルギー需給システムを有し、資源争奪戦に敢えて参加する必要はない。エネルギー需要の急増する中国と巨大なエネルギー供給潜在力を持つロシアを含む北東アジアにおいて、日本はゼロサム競争ではなく、プラスサム効果を生むイニシアティブを発揮するべきである。
エッセー
グローバル化に取り残された日本.........10
梶田 武彦 (共同通信ワシントン支局記者)

GPI Brief の特徴と枠組み.........12

English Abstracts.........13

GPI Brief 2008年5月第4号


GPI Brief May 2008 No.4目次
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「仕組み」研究ノート
進化するグローバル・カーボン.........2
古屋 力 (財団法人国際通貨研究所 シニアエコノミスト)
地球規模の環境問題への関心が高まる中で、国際金融システムの持つ力、知恵、技術を、こうした問題の解決のために応用しようとする「金融の環境化」が始まっている。本稿では、この新しい動きを巡る二つの潮流、すなわち、金融機関自身による環境ビジネスの進化と国際金融の仕組みを応用した世界的規模での排出権市場の構築について俯瞰しつつ、その課題と可能性について論じる。
「グローバル化と公共政策」研究ノート
安全保障問題のグローバル化と日本外交・日米同盟.........6
古川 勝久 (社会技術研究開発センター・フェロー)
今日のグローバル化された環境においては、気候変動、感染症、貧困、災害など、かつては安全保障上の問題として認識されていなかったような社会経済的課題が、国境や地域を越えて大きな影響をグローバルな安全保障に及ぼすようになっている。日本国内で、これらの課題に対処する主導的責任を担うのは、開発、警察、公衆衛生、国境管理、海上保安など、いわば安全保障分野における「新しいステークホルダー」であるが、日本外交には、これらの新しいステークホルダーが効果的に組み込まれているとは言い難い。21世紀の安全保障課題に日米同盟が効果的に対処する上でも、日米同盟の枠組みにこうした新たなステークホルダーを取り込み、同盟の幅を広げることが求められる。
「政策研究」ノート
戦略的な環境配慮を織り込んだ政策形成に向けて―戦略的環境アセスメント(SEA) を事例として.........9
小林 隼人 (世界銀行 戦略的環境アセスメント コンサルタント)
環境リスクに備え、持続可能性を実現するためには、政策レベルでの戦略的環境アセスメント(SEA)の実施が有効である。しかし影響評価に焦点を当てた従来のSEA手法、“Impact-centered (影響評価型)” は、無秩序な政策形成プロセスに対して効果的ではない。政策レベルでのSEAを効果的に実施し、戦略的な環境配慮を実現するためには、環境ガバナンス能力に重点を置く新しい手法、“Institutions-centered”(ガバナンス重視型)の導入が必要である。
エッセー
日本の政策真空状態を救え!.........11
若林 秀樹 (戦略国際問題研究所客員研究員・元参議院議員)

GPI Brief の特徴と枠組み.........12

English Abstracts.........13

GPI Brief 2008年3月第3号


GPI Brief Mar.2008 No.3目次
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「仕組み」研究ノート
米国の対外債務の持続可能性とドル本位制の行方―ドルは下落すれども、まだ凋落せず.........2
竹中 正治 ((財) 国際通貨研究所 経済調査部長・チーフエコノミスト)
サブプライム危機が、米国が世界的な優位を標榜して来た金融・投資ビジネスモデルの中核で生じたことを契機に、基軸通貨としての「ドルの凋落」、あるいは米国の経済・金融面での覇権の「終わりの始まり」を語る論調が活発になっている。本稿では、基軸通貨ドルを支える構造的な強さを確認することで、事態がそうした方向に進む可能性が乏しいと予想する。
「グローバル化と公共政策」研究ノート
グローバル化時代における地域経済の持続的発展システムにむけて.........6
吉田 健太郎 (GPIフェロー・CSIS戦略国際問題研究所客員研究員)
地域経済のみならず日本経済の活力や競争力にとって重要な役割を果たす地域中小企業の多くが、グローバル競争の展開に容易に対応できずに喘いでいる。本稿では、地域経済の構造面、政策面、経営戦略面の課題について検討することによって、グローバル経済の変化に的確に対応しながら各地域の産業群が新たな価値を生み続ける持続的発展システムの在り方を指摘する。
「政策研究」ノート
グローバル・セキュリティと政策形成プロセスの関係.........9
清水 美香 (GPI共同ディレクター)
本稿では、軽視されがちなグローバル・セキュリティに必要不可欠な政策形成プロセスを検証する。どのグローバル・セキュリティ課題にも共通するグローバル・リスクの特徴と、クライシス論の核となる政策形成段階を提示することによって、グローバル・セキュリティと政策形成プロセスの関係を明らかにしている。特に、構造面からの創造的なグローバル・セキュリティ戦略構築のための重要なポイントを指摘する。
エッセー
若い世代グループ交流会への思い.........11
鈴木 崇弘 (中央大学大学院公共政策研究科客員教授・「シンクタンク2005・日本」事務局長)

GPI Brief の特徴と枠組み.........12

English Abstracts.........13

GPI Brief 2008年1月第2号


GPI Brief Jan.2008 No.2目次

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「仕組み」研究ノート
基礎年金の一元化を急げ―退職所得保障の仕組みの検証.........2
田中 秀明 (GPI政策エキスパート委員・一橋大学経済研究所准教授)
日本の公的年金制度は、共済年金・厚生年金・国民年金各制度の分立という構造問題を抱えている。これを一元化するべく導入された基礎年金は、国民年金の財政破綻を防ぐための財政調整制度に過ぎず、その理念も曖昧である。このため、高齢者の貧困率は高く、様々な経済社会の変化への対応も難しくなってきており、一元化が急務となっている。複数ある選択肢の中で、真の国民皆年金を目指すのであれば、税を財源とする基礎年金を導入しているカナダ・モデルが最も現実性が高く、また費用対効果が高い。
「グローバル化と公共政策」研究ノート
多極化時代への構想と国際政策調整の課題.........6
小池 洋次 (GPI顧問・日本経済新聞社ヨーロッパ社長)
1990年代以降のグローバル化の急進展は世界の政治と経済を大きく変質させ、新たな政策課題を我々に突きつけている。本格的な多極化時代の到来は、それに至る過渡期の不安定化への対応と政策調整メカニズムの変革を求めることになろう。格差の拡大など、グローバル化に伴う「負」の問題の解決も大事だが、テロや犯罪、さらに様々な非合法取引の世界的拡大という「負のグローバル化」への対応も忘れてはならない。本稿はグローバル化の真の意味を考察し、国際的な公共政策、特に多国間政策調整のあり方を問う。
「政策研究」ノート
韓国の年金問題事例を踏まえた政策形成上の課題.........8
中嶋 圭介 (GPI共同ディレクター・CSIS戦略国際問題研究所研究員)
韓国は、政策形成上の問題点として、不十分な情報公開、限られたサークル内での画一化した政策議論、政策アイデア創出を阻む構造的・文化的要因等を抱えている。これらは、日本にも共通する課題である。具体的事例を踏まえた上で、両国の政策形成過程の進化を促す一つのカンフル剤として海外シンクタンクの役割と有効性について検討する。
エッセー
国際高齢化研究フィールドワークを通して見えるもの.........11
清田 英己 (ウィスコンシン大学博士課程・ジェロントロジーコンサルタント)

GPI Brief の特徴と枠組み.........12

English Abstracts.........13

GPI Brief 2007年11月創刊号

GPI Brief Nov.2007 No.1 (創刊号)目次
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GPI Brief 創刊にあたって.........2
清水 美香中嶋 圭介 (GPI共同ディレクター)
 
GPI Brief の枠組み
 
「仕組み」研究ノート
21世紀の分岐点―構造的変化― 仕組み創りの鍵となる政策アントレプレナー.........3
清水 美香 (GPI共同ディレクター)
21世紀において、20世紀に見られたグローバル化より遥かに深く且つ複雑な形で進むグローバル化の深化に伴い、公共政策に関わる全体的構造も大きなうねりとなって変化しつつある。この本質を見抜くか否かによって、ミクロおよびマクロのレベルにおける問題解決型の政策形成プロセス、さらには社会の仕組み創りの基盤が左右される。本稿では、その構造的変化と仕組みの関係について分析的視点を端的に提供し、それに基づいて政策アントレプレナーの役割を示唆しながら日本の政策状況の変革について政策インプリケーションを提示する。
「グローバル化と公共政策」研究ノート
グローバル化と公共政策の役割.........5
唐沢 敬 (GPI顧問・立命館大学名誉教授)
グローバル化の流れは既存の秩序を崩したが、それに代わる新しい秩序はまだ構築されていない。貧困や格差拡大への対応が国際社会と公共政策にとって緊急の課題である。「公共政策=政府の政策」との枠組を崩し、民間活力を動員した政策形成メカニズムを創出しなければならない。本稿は、こうした観点を中心に、グローバル化と公共政策の役割についてその根幹となる視座を提供する。
「政策研究」ノート
政策研究とノンプロフィット・シンクタンク― デモクラシーのプロセスへの貢献.........7
上野 真城子 (GPI顧問・関西学院大学教授)
本稿では、「政策研究とシンクタンク」は一体として、社会問題の解決に取り組む日本のデモクラシーにとって不可欠のものであることを再度提示する。政策研究は、現実の社会の今ないしは将来起こるであろう問題の解決のための、すなわち社会の変革に関与するという明確な目的を持つ、様々な研究活動の総体である。「日本にはまだ本格的シンクタンクがない」という見方は、あらゆる政策において、その事業の予算形成から運用執行について、独立的にチーム体制で追跡、調査・分析・評価する政策研究を活動の主軸とするシンクタンクが存在しないことにある。
English Abstracts.........11

GPI Brief バックナンバー

GPI Brief とは

GPI Brief 創刊にあたって
— for Guiding Policy Innovation (政策イノベーションに向けて)

GPI Brief は、グローバル化と公共政策の連関性を重視し、政策形成あるいは実施方法の刷新(政策イノベーション)を促すために、世界各地の政策専門家および実務家が官民両方を含む政策コミュニティを中心とする読者層を対象に、最優先課題に焦点を当て、論述を重ねることを目的としたオンライン・ジャーナル (隔月発行) である。

GPI Brief は、21世紀のグローバル化の深化に対応するために必要な社会機構、政策、様々な仕組みを刷新し、問題解決型の熟考に根ざし様々な取り組みに応用するためのナッレジを体系的に集約させることを目的とする。

副題にある「イノベーション」とは、一般的には科学技術分野で多用されるが、ここでは、より包括的領域、より将来を見通した思考、それに基づく取り組みを指す。特に、ここでのイノベーションは、新規アイデアに焦点を当てる「インベンション(発明)」とは異なり、既存・新規両方のアイデアを有機的に組み合わせ、練り直し、問題解決型のアプローチのためのナッレジを再創出する点を重視する。

今、我々は時代の変化を捉え、過去・現在・未来に関するあらゆる知識と情報を客観的に検証し、グローバル化と公共政策の側面において直面する様々な問題に問題解決型のアプローチで取り組むことが喫緊である。

特に、GPI のキーワードである「仕組み」、「グローバル化」、「政策研究」の三つの枠組みに沿った研究ノートの連載を通して、論考を重ねていく(詳細は「GPIの枠組み」を参照)。一時的な動向や単なる見解ではなく、研究者や実務家が、専門的な研究・実践活動を踏まえ、そこから抽出される分析、評価、指摘について、端的にポイントを提供していくものである。さらに、学際的、主体的、独立的なテーマ・問題の切り口を重視する。

こうしたGPI の取り組みが、海を越えて、そして、世代、分野、立場を越えて、新しい明日の社会のために資することを願っている。

2007年11月
清水 美香 中嶋 圭介 ( GPI 共同ディレクター )


GPI Brief の枠組み

政策エキスパート・シリーズ
「仕組み」研究ノート
GPI のキーフレーズ「民が関わる政策活動をより具体化する仕組み創りのために」に焦点を当てたもの。特に、時代の変容の中で多様なレベルで政策に関わる仕組みは大きく変化している。マクロ・ミクロ双方のレベルから政策を改善するため、従来の枠組みにとらわれない「仕組み」に関するアイデア、あるいは事例を結集する。

「グローバル化と公共政策」研究ノート
東京キックオフ・フォーラムのタイトルでもあった「グローバル化との連関性―日本の公共政策の可能性と課題」について論考を重ねていく。特に、個別政策分野を重視しながらも、学際性を重んじ、従来の学問分野にとらわれない視点と分析を重視する。

「政策研究」ノート
グローバル化の深化に対応するために不可欠な「政策研究」。基礎から、定義及びグローバル化との関連性も含めて、政策研究への理解を深めることを目的に論述を重ねていく。

GPI コメンタリー/エッセー(投稿用)
世界各地から、企業、メディア、実務家、研究者、学生を含む、多方面からの寄稿を募集。「グローバル化」や「公共政策」に関わる考察、あるいは世界のシンクタンクにおける議論や、様々な社会問題における革新的な取り組みについて、コメントあるいは、エッセーを綴る(1枚以内)。投稿を希望される方は、毎偶数月の末までに、info@gpi-japan.net に原稿をお送りください。政策エキスパート委員会にてレビュー・選考をさせていただきます。


*「政策エキスパート・シリーズ」は、GPI 政策エキスパート委員会のメンバーを中心にリレー形式で執筆。これは、メンバー外の執筆機会を退けるものではない。ピアレビュー形式を導入し、質の高い論文を目指す。「GPI コメンタリー/エッセー」では、幅広い層の方を対象に自由な形式で原稿を募集します。

民が関わる政策活動を具体化する仕組み創り

清水美香中嶋圭介(GPI 共同ディレクター)+上野真城子(GPI 顧問)

「民が関わる政策活動を具体化する仕組み創り」『政策空間』2007年9月号掲載記事

上喜撰たった四杯で夜も眠れず―。江戸末期の日本に、後に明治維新につながる新時代への覚醒をもたらした黒舟来航は、今日の日本にこそ求められているのかもしれない。ここ四半世紀、グローバル化の深化と少子高齢化の加速によって、戦後日本の政治、経済、社会、家庭生活の根幹を成してきた多くの前提が覆される時代を迎えている。しかし、日本の公共政策の時計は、「変革の時代の現実に目覚め、これに適応する新しい国の形創りに抜本的に取り組む必要性」を指したまま、今日もその警鐘を鳴らし続けている。本稿では、この鐘の音に耳を傾け、民の関わる政策活動を具体化する仕組み創りのために、ワシントンを中心に立ち上がった新しい政策イニシアティブについてご紹介する。

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