GPI Brief(2011年2月第15号・特別版)

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本政策ブリーフの焦点

GPI 2009フォーラムでは、政策の市場・産業の形成を促し、様々な既存の政策形成基盤の欠点を補い、 新たな政策形成の基盤構築のための取り組みを進めることが急務であることが再認識された。特に その取り組みの優先事項として、継続的に、国家政策優先性を明確にし、それに基づいたリソース 配分と政策実施の検証のためのプラットフォームが必要であるという問題意識が明確に示された。 これを踏まえ、GPIは、去る2010年11月27日に東京で行われたGPI2010フォーラムに於いて、そのプラ ットフォームを推進していくための仕組みとして「政策羅針盤」会議を立ち上げた。同会議のキッ クオフラウンドとして、「日本の成長戦略と課題」に焦点を当て、各優先的政策領域に沿ってパネ ルディスカッションが行われた。そこでの議論を通して引き出されたインプットを、ここに取りま とめるものである

政策羅針盤とは

清水 美香(米国・東西センター客員研究員・GPI共同ディレクター)

GPI「政策羅針盤」会議は、国家政策優先性をどこに位置づけるのか、また如何にその優先性に基づいたリソース(予算、人材、政策研究成果)の配分・利用等を行うかを論議し、それを政策更新に繋げるためのプラットフォーム構築を目指す、いわば「繋ぎ」を重視する仕組みである。この仕組みを通して、定期的に優先的政策を検証し、政策優先性とリソースに沿って政策評価を行い、日本の政策論議の基盤に資することを目的とする。

特に今、史上例を見ないグローバル化の深化と人口高齢化に伴い、益々複雑化する政策課題を問題解決方向に向けるためには、それら諸問題を鳥瞰的に捉え、政策優先性に沿って戦略的に政策形成・実施していくことが急務である。そのためには、第一に、日本社会が直面する諸問題を日本の内と外から精査し、限られた資源の中で如何に効率的に対処していくかに焦点を当てることが求められる。

第二に、情報のグローバル化の深化に伴い、「国内政策」と捉えられる問題の多くが国際社会の目に常に晒され、あらゆる対外的レベルに影響をもたらし得ると同時に、それらの問題はグローバル変化に大きく連関していることを重視することが不可欠である。

第三に、極めて複雑な政策課題を克服するには、複眼的且つ重層的な政策知が必要であり、それを可能にするためには、日本国内に留まらず、内と外の知識および経験を継続的に共有する中で、それらを戦略的に融合させていくことが肝要である。かかる視点を、今後羅針盤会議を機動させていく上での基軸の1つとしたいと考えている。

プレゼンテーション要約

経済:岡野貞彦 (経済同友会副理事・執行役)
エネルギー:小池政就 (東京大学特任助教)
安全保障・外交:古賀慶(RSIS-MacArthur客員研究員/米国・タフツ大学博士課程)
財政;中林美恵子(衆議院議員、CEPEX副理事)

コメント要約

財政:田中秀明(政策研究大学院大学客員教授)
安全保障・科学技術:古川勝久 (科学技術振興機構社会技術研究開発センター・フェロー)
全体:鈴木崇弘(城西国際大学客員教授)

2011-03-03 - posted by nowebnolife

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