GPI出版物

GPI Brief とは

GPI Brief 創刊にあたって ― for Guiding Policy Innovation (政策イノベーションに向けて)

GPI Brief は、グローバル化と公共政策の連関性を重視し、政策形成あるいは実施方法の刷新(政策イノベーション)を促すために、世界各地の政策専門家および実務家が官民両方を含む政策コミュニティを中心とする読者層を対象に、最優先課題に焦点を当て、論述を重ねることを目的としたオンライン・ジャーナル (隔月発行) である。

GPI Brief は、21世紀のグローバル化の深化に対応するために必要な社会機構、政策、様々な仕組みを刷新し、問題解決型の熟考に根ざし様々な取り組みに応用するためのナッレジを体系的に集約させることを目的とする。

副題にある「イノベーション」とは、一般的には科学技術分野で多用されるが、ここでは、より包括的領域、より将来を見通した思考、それに基づく取り組みを指す。特に、ここでのイノベーションは、新規アイデアに焦点を当てる「インベンション(発明)」とは異なり、既存・新規両方のアイデアを有機的に組み合わせ、練り直し、問題解決型のアプローチのためのナッレジを再創出する点を重視する。

今、我々は時代の変化を捉え、過去・現在・未来に関するあらゆる知識と情報を客観的に検証し、グローバル化と公共政策の側面において直面する様々な問題に問題解決型のアプローチで取り組むことが喫緊である。

特に、GPI のキーワードである「仕組み」、「グローバル化」、「政策研究」の三つの枠組みに沿った研究ノートの連載を通して、論考を重ねていく(詳細は「GPIの枠組み」を参照)。一時的な動向や単なる見解ではなく、研究者や実務家が、専門的な研究・実践活動を踏まえ、そこから抽出される分析、評価、指摘について、端的にポイントを提供していくものである。さらに、学際的、主体的、独立的なテーマ・問題の切り口を重視する。

こうしたGPI の取り組みが、海を越えて、そして、世代、分野、立場を越えて、新しい明日の社会のために資することを願っている。

2007年11月
GPI共同ディレクター 清水 美香・中嶋 圭介

GPI Brief の枠組み

政策エキスパート・シリーズ

「仕組み」研究ノート

GPI のキーフレーズ「民が関わる政策活動をより具体化する仕組み創りのために」に焦点を当てたもの。特に、時代の変容の中で多様なレベルで政策に関わる仕組みは大きく変化している。マクロ・ミクロ双方のレベルから政策を改善するため、従来の枠組みにとらわれない「仕組み」に関するアイデア、あるいは事例を結集する。

「グローバル化と公共政策」研究ノート

東京キックオフ・フォーラムのタイトルでもあった「グローバル化との連関性―日本の公共政策の可能性と課題」について論考を重ねていく。特に、個別政策分野を重視しながらも、学際性を重んじ、従来の学問分野にとらわれない視点と分析を重視する。

「政策研究」ノート

グローバル化の深化に対応するために不可欠な「政策研究」。基礎から、定義及びグローバル化との関連性も含めて、政策研究への理解を深めることを目的に論述を重ねていく。

GPI コメンタリー/エッセー(投稿用)

世界各地から、企業、メディア、実務家、研究者、学生を含む、多方面からの寄稿を募集。「グローバル化」や「公共政策」に関わる考察、あるいは世界のシンクタンクにおける議論や、様々な社会問題における革新的な取り組みについて、コメントあるいは、エッセーを綴る(1枚以内)。投稿を希望される方は、毎偶数月の末までに、info@gpi-japan.netに原稿をお送りください。政策エキスパート委員会にてレビュー・選考をさせていただきます。

「政策エキスパート・シリーズ」は、GPI 政策エキスパート委員会のメンバーを中心にリレー形式で執筆。これは、メンバー外の執筆機会を退けるものではない。ピアレビュー形式を導入し、質の高い論文を目指す。「GPI コメンタリー/エッセー」では、幅広い層の方を対象に自由な形式で原稿を募集します。

GPI Brief一覧

GPI Brief(2012年3月第17号)

東日本大震災から1周年の3月11日の今日、次の世代により良い社会を残すための政策議論が活発化することを願って本レポートを発行しました。

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GPI Brief(2011年8月第16号)

GPI政策ブリーフ第16号(GPI政策羅針盤シリーズ)として、「今次震災後の日本社会の再生のための政策インプットPartI」を発行しました。

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GPI Brief(2011年2月第15号・特別版)

2010年11月27日に開催しましたGPI2010東京フォーラムの第一部、「政策羅針盤」会議からのインプットを取りまとめました。

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GPI Brief(2010年10月第14号)

グローバルエイジングの中の外国人材:多角的・戦略的視点から日本の新たな政策論議の方向性に向けて(清水 美香)、人的資源のグローバルな還流と日本の活性化:日本の経済社会の新たな発展を考える(内田 康雄)、プレーヤーが少ない椅子とりゲーム:世界の看護士「市場」の中の日本(遠藤 十亜希)、日米における移民・外国人労働者児童の教育に関する実態(上岡 直子)

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GPI Brief(2010年3月第13号)

日米同盟:「グローバル化」vs.「地域化」(古賀 慶)、次なる人材交流ヴィジョンの構築に向けて:日米人材交流の統計的変遷(山中 瑞樹)、アジア太平洋のFTA競争(片田 さおり)、モンゴル国における医療・看護事情(島末 喜末子)

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GPI Brief(2010年1月第12号)

鳩山内閣の「政治主導」はどこまで実現したのか(黒澤 善行)、年金改革は超党派協議でしか成し得ない(山中 瑞樹)、日本、アフガニスタン、平和構築:実績と課題(芦澤 久仁子)、開発途上国で活動するNGOを考える~『フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダー』の例から~(池原 麻里子)

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GPI Brief(2009年10月第11号・特別版)

GPI 2009 東京フォーラム報告、米大統領選に見たニュースを測りジャーナリズムを評価する試み(奥村 信幸)、日本における社会起業家の課題と展望(吉田 健太郎)

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GPI Brief(2009年6月第10記念号)

外国人労働者子弟の教育を保障する政策および仕組み作りの重要性(上岡 直子)、エネルギー環境分野での日本と東アジア相互協力の問題(藤井 秀昭)、北朝鮮・モンゴルに見る中国の擬似「満州国」政策(池上 雅子)、世界のオーガニック市場形成を政策でリードした国際有機農業NGO(郡山 昌也)、日本の政策と法律実務家(匿名投稿)

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GPI Brief(2009年4月第9号)

アジア地域外交の「新構造」に向けた戦略的考察(辻 清人)、グローバル化の深化で益々求められる独立評価機関の役割 – パンデミック・インフルエンザのケース(清水 美香)、防災ニューディール政策の可能性とその効果 – 老朽住宅の耐震改修促進に向けたポリシーミックス(紅谷 昇平)、East Asian Community and Its Goal(Hirotsugu Koike)

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GPI Brief(2009年1月第8号)

オバマ政権の東アジア外交が志向するもの(渡部 恒雄)、世界金融危機と日本の雇用政策(和田 絵里香)、食料安全保障に向けて – データ活用の視点から(松村 寛一郎)、官民共同で最大の開発効果を狙う(文室 慈子)

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GPI Brief(2008年12月第7号)

2008年大統領選挙をめぐる政権生成要因としての民主党リベラル派(渡辺 将人)、今次金融危機のどこが特別なのか(玉木 伸介)、東アジア共同体構想の課題(中島 朋義)、GPI 関西フォーラム・ハイライト

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GPI Brief(2008年10月第6号・特別版)

GPI 2008 関西フォーラム(要約)「グローバル・地域政策イノベーターが協働デザインする次世代のための仕組み創り」

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GPI Brief(2008年7月第5号)

「グローバル・エイジング」に対応する枠組み作り(中嶋 圭介)、EUの行き詰まりから見るグローバル化対応への政策教訓(加瀬 みき)、日本の政策形成におけるエネルギー戦略の座標軸(伊藤 庄一)、グローバル化に取り残された日本(梶田 武彦)

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GPI Brief(2008年5月第4号)

進化するグローバル・カーボン(古屋 力)、安全保障問題のグローバル化と日本外交・日米同盟(古川 勝久)、戦略的な環境配慮を織り込んだ政策形成に向けて – 戦略的環境アセスメント(SEA) を事例として(小林 隼人)、日本の政策真空状態を救え!(若林 秀樹)

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GPI Brief(2008年3月第3号)

米国の対外債務の持続可能性とドル本位制の行方―ドルは下落すれども、まだ凋落せず(竹中 正治)、安全保障問題のグローバル化と日本外交・日米同盟(吉田 健太郎)、グローバル・セキュリティと政策形成プロセスの関係(清水 美香)、若い世代グループ交流会への思い(鈴木 崇弘)

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GPI Brief(2008年1月第2号)

基礎年金の一元化を急げ – 退職所得保障の仕組みの検証(田中 秀明)、多極化時代への構想と国際政策調整の課題(小池 洋次)、韓国の年金問題事例を踏まえた政策形成上の課題(中嶋 圭介)、国際高齢化研究フィールドワークを通して見えるもの(清田 英己)

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GPI Brief(2007年11月創刊号)

GPI Brief 創刊にあたって(清水 美香・中嶋 圭介)、21世紀の分岐点―構造的変化 – 仕組み創りの鍵となる政策アントレプレナー(唐沢 敬)、政策研究とノンプロフィット・シンクタンク― デモクラシーのプロセスへの貢献(上野 真城子)

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